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肩甲骨まわりをほぐす簡単エクササイズ

PCの肩こり バナー

肩甲骨まわりをほぐす簡単エクササイズ|1日5分で軽く動く肩へ

肩こり・首の重だるさ・猫背感は、肩甲骨(肩甲帯)の動きの悪さと関係しがち。
本稿では、デスクでも自宅でもできる1日5分の動的ほぐしと、
こりを溜めないマイクロブレイク術をわかりやすく紹介します。

※ しびれ・強い痛み・夜間痛・外傷後の痛みがある場合は、無理をせず医療機関へご相談ください。

なぜ肩甲骨を動かすと楽になる?

同一姿勢が続くと、僧帽筋上部・肩甲挙筋・菱形筋が硬くなり、肩甲骨が前に固定されがち。
肩甲骨の引き寄せ・下げ・上げ・外転を満遍なく動かすと血流が上がり、首・肩のコリが軽くなります。

  • 画面が低い/前のめり → 肩甲骨が前下方に固定
  • 呼吸が浅い → 胸郭の動き低下で肩周りが緊張
  • 目の酷使・ストレス → すくめ姿勢が習慣化

土台の姿勢づくりは:ニュートラルスパインとは姿勢改善の基本ガイド

まずは30秒ウォームアップ

  1. 肩すくめ→脱力×8:肩を耳へ3秒→ストンと落とす。吐く息を長めに。
  2. 深呼吸×3:鼻4秒吸う→口6秒吐く。胸郭を広げる意識。

痛みが出る方向へ反動を使わないこと。心地よい範囲で。
YouTube動画肩甲骨はがしをセルフケアで行う方法

肩甲骨ウォームアップ

基本の肩甲骨エクササイズ(道具なし)

スキャプラ・クロック(各方向5回)

時計をなぞるように肩甲骨を上げ・下げ・内寄せ・外へ滑らせる。肘は軽く伸ばし、肩はすくめすぎない。

肩回し(後ろ回し10回)

大きな円で後ろへ。胸が開く方向を多めに。呼気は長めに。

壁エンジェル(10回)

後頭部・背中・お尻を壁へ。肘と手の甲を壁につけ上下にスライド。痛みがあれば可動域を小さく。

Wスクイーズ(10回)

肘を曲げて「W」を作り、肩甲骨を背骨へ軽く寄せ3秒→戻す。首は長く保つ。

胸開き(30秒×2)

両手を背中で組み、斜め下へ軽く引く。腰を反り過ぎない。

スレッド・ザ・ニードル(左右各5回)

四つ這いで片腕をくぐらせ胸椎を回旋。呼吸に合わせて。

首の違和感が強い日は、肩甲骨と胸郭を先に動かすと首が楽に動きやすくなります。
YouTube動画肩甲骨が『超』硬い人向け!体がどんどん柔らかくなるストレッチ!【2000万回再生超え】

ゴムバンドがあれば(+2分)

反動を使わず、肩ではなく肩甲骨を動かす意識で。
YouTube動画:バンド・プルアパート

バンド・プルアパート

1日5分のおすすめルーティン

  1. 肩すくめ→脱力×8(30秒)
  2. 肩回し 後ろ10回(30秒)
  3. Wスクイーズ10回(60秒)
  4. 壁エンジェル10回(60秒)
  5. 胸開き 30秒×2(60秒)
  6. スレッド・ザ・ニードル左右各5回(60秒)

余裕があれば、肩こりストレッチ と組み合わせると効果アップ。

ルーティン

デスクでできるマイクロブレイク

完璧な姿勢の“固定”より、こまめに姿勢を変えるほうが肩に優しい。

  • 60分ごとに30〜60秒立つ・肩回し・深呼吸
  • メール送信や会議開始をトリガーに首を横へ倒す
  • 画面の上端=目線、文字は110〜125%に拡大
  • スマホは顔側に上げ、うつむき時間を短縮

姿勢のコツ:姿勢改善の基本ガイド目の疲れケア
YouTube動画メンタリスト DaiGoさんの「1分で疲れを軽減するマイクロブレイクTOP5」

よくある質問(FAQ)

毎日やるべき回数・頻度は?
理想は毎日5分+60分ごとの30秒。回数より頻度を優先しましょう。

痛いところを強く伸ばした方が効きますか?
いいえ。心地よい範囲で動かす方が安全で長続き。痛みが強い方向へ反動はNGです。

道具なしでも効果はありますか?
十分あります。バンドは可動域と意識づけを助ける補助として活用しましょう。

関連リンク

信頼性・運営情報

本記事は一般的な情報提供を目的としています。痛みやしびれが強い・長期化する場合は医療機関へご相談ください。

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